今回はエアブラシを始めるにあたって重要な知識その2と言う事で、道具を揃える知識についてのお話です。
もう道具を揃えちゃったという方も今後の参考になればと思います。
先ず最低限必要な物として、エアブラシ(ハンドピース)、コンプレッサー、ホース、塗料、こんなところになります。
塗料はその1で書きましたが、水性塗料より油性塗料から始めるのが初心者にはお勧めです。(理由はその1に書いてあるので割愛します。)
次にホース。これはコンプレッサーを購入するとセットで付いてくることが多いので、付いている場合は新たに購入しなくても大丈夫ではあるのですが、もしくるくる癖のついたホースが付属されていたのなら、使いやすさといった点でブレードホースがお勧めです。ブレードホースとは巻き癖がつかないようにホースを糸編み込んだ物になります。巻き癖があるものだとエアブラシを持った時に変に腕に絡んだり、その辺の物に引っ掛けやすかったり使っていると煩わしい部分がでてきます。作業してて余計なところで集中力をそがれるのは嫌ですよね。
次にコンプレッサー。選び方としては使用用途に応じて選ぶ様になるのですが、簡単に言うと『大は小を兼ねる』といったところです。大きく力のあるコンプレッサーがあればエアブラシに限らず、スプレーガンで大きな物を塗装できたり、アタッチメントを購入すればタイヤ交換、空気入れ、ダスターで洗車後の水滴とばしたり掃除できたりと様々な使い道があります。小さなコンプレッサーだと力が弱く圧力の調整もできないので、プラモデルやネイル等の小さな物に吹き付ける事しかできないので使い道が限られています。ただどちらも長所短所があり、大きくなればそれだけ音も大きくなるので許容出来るのか?置く場所(しまう場所)があるのか?等考える必要があります。小さくなればそこが長所となり音も小さく片付けも引き出しにしまえてしまいます。そうするとその中間が使いやすいかなと。大きさも両手サイズよりちょっと大きい位で圧力の調整できるコンプレッサー(写真参照)が1番お勧めになります。値段にすると15000円前後〜20000円前後位ですね。安いものだと1万円切る物もありますが大体がノーブランドで保証無しが多いので購入後のトラブルは自己責任って形になってしまいます。当たり外れがあるという事ですね。かと言って3万も4万も出して高い物が特別いいかと言うと機能的にはさほど変わらないので、15000円前後で保証付きのコンプレッサーがコスパ的にはいいと思います。※番外でタンク付きとどっちがいいかな?と迷った場合、個人的にはあっても無くても使用感はあまり変わらないので、持ち運びやしまう場所考えると無くてもいいかなと思ってます。
最後にエアブラシ(ハンドピース)ですが、これだけは奮発してもらいたい道具になります。エアブラシで仕上がり(完成度)が変わってきますので。安いものだと2000円前後で買えますが、先ず抑えておくのが日本製のエアブラシが1番良いと言う事。これは間違いないです。値段にすると1万円前後ですね。日本のメーカーでも海外製って事もあるので気をつけてくださいね。日本製のエアブラシだと本体に『JAPAN』の刻印があるので、それを判断材料にしてもらうといいですね。次に口径ですが大まかに分けると、0.2mm.0.3mm.0.5mmの3種類になります。口径が小さいほど細かい吹き付けがしやすく、大きいほどメタリック等粒子の粗いものや塗料粘度の高い物が吹き付けやすくなります。予算があれば3種類欲しいですが、先ずは1本となると0.3mmが1番使いやすいと思います。かなり長々と書いてしまいましたが、総合すると一通り揃えると3万〜4万円位になります。
余談ですが、結構いいお値段になってしまいますけど、どんな趣味を持たれてもなんだかんだこの位はかかってきてしまうんですよね…A^^;
なので、エアブラシに限らず何かを始める時購入に戸惑っているなら体験してみることをお勧めしますよ!やっぱり上手な方に教わったり話を聞いたりしないとなかなかその先のイメージは湧きにくいですからね。
人生楽しんだ者勝ちです!
先ずはなんでも挑戦してみましょう(^^)b
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